レジェンドは史上最強棋士に勝てるか?
第72期王将戦七番勝負が開幕した。藤井聡太王将に羽生善治九段が挑戦する。現役最強の藤井5冠とレジェンド羽生九段の対決で、しかも羽生九段のタイトル100期がかかっているとあって注目度は高いが、勝負になるのかが少し心配。過去の対戦成績は藤井5冠の7勝1敗。ここから考えれば、このシリーズで羽生九段は1勝できるかどうかだ。
羽生九段は王将リーグで全勝して調子は良いと思うので、藤井王将にどこまで迫れるかが気になるところ。
第1局は1/8,9の2日間で行われる。先手は藤井王将。今、39手目まで進んでいる。AIの形成判断は先手わずかに良し(54%)。羽生さんの打った銀がうまく働くかが重要なポイントだと思う。
機械になりたい
何もしたくない。年が明けて2日仕事しただけでもう無理。年末年始の休みでリフレッシュして年明けからはやる気満々だー、となるわけはないが、それにしても休みに入る前と全く変わらない。仕事が進まない。進める気力が失われている。まあ、年末年始にたった1週間休んだだけで何かが変わるはずもない。
仕事が進まないのは、人とかかわるのが超面倒で、そこに気を取られているから。何か報告したらダメだしされるとか、何も言われなくても仕事が遅いやつだと思われているんだとか、考えてしまう。疲れる。そんなことは気にせず機械的に仕事を処理すればいいのに、それができない。
感情を捨て去りたい。機械になりたい。今年の目標はアンドロイドモードを修得することだな。
「メタ認知」(三宮真智子)
三宮真智子さんの「メタ認知」を読み終えた。メタ認知とは何か、から始めて、メタ認知の鍛え方まで、わかりやすく整理されている。メタ認知が認知の上位の概念というのは何となくわかっていたが、この本で具体例などを通して学ぶことで理解が深まったと思う。学術的な視点と実践的な内容の両方があって、文脈化と脱文脈化が促進されそうな気がした。ワーキングメモリや感情とのかかわりについて言及されているのも個人的にはよかった。
あと印象に残ったのはラーニングゴールの話。ラーニングゴールは自ら学び能力を伸ばすことで達成するもので、他者からの評価に影響されない。自分の能力を伸ばすことに主眼を置くため失敗を嫌がることもない。私は勉強したいこととか身につけたいスキルはあるのだが、それらを具体的に活用する場面がないためあまりやる気を出せずにいた。ラーニングゴールだとモチベーションを維持しにくいと思うのだが、この本では、それを持つことが挑戦意欲を高めると書かれていた。ということは、ラーニングゴールを持つこと自体は悪くなかった。モチベーションは自己成長ということだろう。ただ成長が遅いために成長していないように感じていたので、これからは小さな成長を意識しつつスキルアップをしていきたい。
「ぼっち・ざ・ろっく!」
アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」を見終えた。主人公の後藤ひとり(通称ぼっち)はギターは弾けるが極度のコミュ障。Youtubeに「ギターヒーロー」として動画を上げている。リアルでは友達もできない状態だったが、偶然ギターを探している伊地知虹夏に出会い、そこからバンド活動を始める。バンド名は「結束バンド」。メンバーは、後藤ひとり(Gt.)、伊地知虹夏(Dr.)、山田リョウ(Ba.)、喜多郁代(Gt. Vo.)。なかなかお客さんは集まらないが、それでも来てくれたお客さんを満足させたいと思い成長していくところに心を打たれる。ぼっちはコミュ障だが、バンドメンバーの役に立てるよう頑張りたいと思っていて、そういう熱いところもいい。特にこのシーンはめっちゃかっこいい。文化祭では弦が切れてチューニング合わなくても乗り切ったのもすごい。最後のダイブもその心意気に脱帽。あれは後になっていい笑い話になる。
今期は見ていたアニメに面白いものが多かった。チェンソーマン、ブルーロック、ぼっち・ざ・ろっく!はとても良かった。どれも続きが気になる。原作読みたくなった。SPY×FAMILYは少し現実から離れすぎていてついていけない感があったのが残念。