存在してないもの

在るようなないような雑記帳

タイトルつけるのムズイ

いしかわゆきさんの「書く習慣」を読んだ。書くのを習慣化するのは難しい。自分のような陰キャにはネタがないのだ。それでも日常の出来事をうまく書くコツが書かれているので参考になる。「なぜ?」と深堀するとか、無理やり学びにつなげるとかは使えそう。…

当事者でなくても

現場に行くことが大切である、という教えを実践する過程を記した本。 本当にいろいろなことに挑戦されていて、気候不正義スト、脱プラ生活、ジビエ業、昆虫食、ウーバーイーツ、京大タテカン、あつ森、男性メイク、などなどが出てくる。どれも面白いのだが、…

「メタ認知」(三宮真智子)

三宮真智子さんの「メタ認知」を読み終えた。メタ認知とは何か、から始めて、メタ認知の鍛え方まで、わかりやすく整理されている。メタ認知が認知の上位の概念というのは何となくわかっていたが、この本で具体例などを通して学ぶことで理解が深まったと思う…

「朝が来る」(辻村深月)

子供に恵まれない夫婦、望まない妊娠をする中学生、養子に出される子供、それぞれの物語。第一章は栗原清和・佐都子夫妻と朝斗の日常を描く。夫婦は朝斗を本当の子供として育て、信頼を置いている。幼稚園で少々トラブルはあるが、幸せな日常生活を送ってい…

「正しく悩む技術」(杉田隆史)

最近無駄に悩んでいることが多い。生産性のない時間が過ぎていく。やるべきことは分かっているのだけれど、手が付けられない。この本で、悩んでいる=意識と無意識が衝突している、と書いてあって納得した。確かに、悩んでいるときは「やりたくないけど仕事…

「脳・心・人工知能 数理で脳を解き明かす」(甘利俊一)

数理脳科学や人工知能について幅広く書かれている。脳の構造、記憶の仕組み、数理脳科学、人工知能の歴史、機械学習と脳の情報処理の関係、心とは何か、などなど。甘利先生が研究してこられた分野の歴史や技術的な内容を一般向けにかみ砕いて説明した本にな…

「いっぴき」(高橋久美子)

高橋久美子さんのエッセイ。これまで出版されたものと新たに書き下ろしたのをまとめたもの。 高橋さんが日常生活で感じたことや経験したことが、いきいきした文章になっている。大学時代のこと、バンドとして東京に出てきた時のこと、旅行のこと、ひとりにな…

「『軽症うつ』を治す」(森下克也)

「うつ病九段」を読んで、私もうつ病かもと思い購入。この本の定義での軽症うつ病には該当しそうな気がする。ただ、私はまだ仕事に行けているので、うつといっても軽いものなのだろう。とはいえ、このままの状態が続けば確実にうつの闇に落ちていく気がする…

「転職の思考法」(北野唯我)

転職しようかどうか迷っている青野がプロのコンサルタントである黒岩に師事しながら、転職の思考法を身に付けていくというストーリー仕立てになっている。転職の思考法を身に付ける意義、自分の市場価値の見極め方、転職先の選び方、面接の際に聞いておくべ…

「うつ病九段」(先崎学)

先崎学九段がうつ病で休場していた時のことを綴った本。うつを発症したときのことから、入院、治療、退院、復帰までのことが具体的に記されている。非常に読みやすく、闘病の様子がよくわかるのだが、これを書きか始めたきっかけがうつ病のリハビリのためだ…