存在してないもの

在るようなないような雑記帳

「正しく悩む技術」(杉田隆史)

最近無駄に悩んでいることが多い。生産性のない時間が過ぎていく。やるべきことは分かっているのだけれど、手が付けられない。この本で、悩んでいる=意識と無意識が衝突している、と書いてあって納得した。確かに、悩んでいるときは「やりたくないけど仕事だからやらないといけない」という状態で、意識と無意識が競合している。悩みの内容が自分でコントロールできることかそうでないことかと言われると半々といったところ。自分でコントロールできるところはさっさとやってしまって、できないところは相談してしまうのがいいのだろう。

「悩みとうまく付き合えない人は、無理やりポジティブになろうとするよりもまずは自分のネガティブな部分を受け入れることが先」と書かれていて、当たり前じゃんと思ったが、よく考えると、仕事でも何でも自分が苦手なこと(ネガティブな印象を持っていること)を無理やりやろうとしていることが悩みの原因になるということなのだろう。自分のネガティブを認識して、無理せずできる方法を模索するとか誰かに頼むとかすれば、悩まなくて済むのだが、それができるほど器用じゃない。