存在してないもの

在るようなないような雑記帳

精神科

仕事でストレスが溜まって気分が落ち込んでいる。しかし相談相手がいない。そこでとりあえず精神科に行ってみることにした。先生は50代くらいの女性の方。ちょっと声がきつい。刺さる感じ。「なるほど」と言いながら話を聞いてくれるけど、相槌としてはそれしか言わない。仕事がうまくいっていないことなどを一通り説明したあとに言われたのが、「いまの自分を受け入れて開き直るのが良い。周りから仕事ができないとか言われてないということは、それなりには仕事ができている。周りもそれでいいと思っている」というようなこと。それをしてしまっては自分が成長しないではないかとも思ったが、現実的にはそれが一番良いかもしれないと、ちょっと納得してしまった。先生はこちらの症状がそれほど重くないと思っているようで、普通に正論ぽいことを言ってくる。それに対して「それはそうなんですが…」としか言えない自分も情けない。「回避性パーソナリティ」や「適応障害」という単語も出してみたが、あまり相手にしてもらえず。適応障害に至っては、本人がそう思えば適応障害だと言う始末。そんなことは分かっている。主観ではなく医学的に見てどうかが知りたかったのに。

結論としては、薬を使って治療するほどではなく、いまの自分がしていることが自分の実力なのだからそれを受け入れるのが良いのでは、ということだった。確かに、改善することしか考えてなかった自分にはない考え方ではあるのだが、ここで現状に甘んじてしまえば、あとは堕ちていくばかりな気がしてしまう。病院に行ったことは一歩前進だが、具体的な収穫は得られなかった。